越谷市のほーむず動物病院|犬、猫、ウサギ、ハムスター、小鳥の診察

お問い合わせはこちら TEL:048-969-0250 診察時間 9:00-12:00,16:00-19:00 日・祝の午後の診療は 15:00~17:00まで
動物病院ネット予約

お知らせ

お知らせ一覧

犬の混合ワクチンの種類の選び方

 当院の犬の混合ワクチンは、5種、6種、8種があります。〇種というのは、予防できる病気の種類です。

 いずれも共通して入っているものは、ジステンパーウイルス、パルボウイルス、アデノウイルス、パラインフルエンザウイルスです。

 6種には、上記にコロナウイルスが入り、さらに8種には6種にレプトスピラ菌2種が加わったものになります。

 

 さて、ではどうやって種類を選べばよいでしょうか。

 ワクチンは感染予防のために接種します。ワンちゃんを連れていく場所を想像して選択するとよいと思います。

 お散歩によく連れて行く、遠出の時にワンちゃんも連れていくのであれば、8種をお勧めします。8種に入っているレプトスピラ菌はネズミが感染源ですが、ネズミとの直接的な接触ではなく、ネズミの尿に汚染されたもの(道端、水たまりなど)で感染します。人にも感染する、人と動物の共通感染症です。ネズミは都市部ではかなりの数が生息しているので、予防は大切です。

 あまり散歩にいかないのであれば、5,6種でよいかもしれません。5種と6種の違いは、コロナウイルスが入っているかいないかです。コロナウイルスは腸に悪さをするウイルスです。おなかの弱い子は6種を選択するとよいでしょう。

 ワクチンの選択に悩んだら、獣医師にご相談ください。

猫の混合ワクチンの種類

 当院の猫のワクチンは、3種と5種があります。

 3種で予防できる病原体は、ヘルペスウイルス、カリシウイルス、汎白血球減少症ウイルスがあります。

 5種で予防できるものは、3種のウイルスの他にクラミジア、白血病ウイルスが加わったものです。

 

 最近猫は家の中のみで飼育することが当たり前になっています。外で感染する可能性がなければ、ワクチン接種する必要はなさそうですが、なぜワクチン接種するのでしょうか。

 答えは、すでにウイルスが体内にいることが多いからです。猫カゼの病原体、ヘルペスウイルスやカリシウイルスは、小さいときにお母さんやペットショップで感染している可能性が高いのです。実際、猫の7,8割が感染しているといわれています。カゼのウイルスは細胞内にじっとしていて、ひそかに増殖をします。細胞内では通常の免疫(白血球が食べる、抗体で捕まえるなど)は働かないため、自由です。唯一やっつけることができるチャンスは、増殖したウイルスが細胞を壊して外に出て、次の細胞に入る前です。この時にワクチン接種で抗体が多くできていれば、ウイルスを逃すことなく、捕まえることができます。

 猫カゼは発症してしまうと、治癒することなく一生症状が続きます。たかがカゼのウイルスですが、症状を緩和できても、完全治癒ができません。予防が唯一の治療法になります。ワクチンは大事ですね。

 外に行く子には白血病ウイルスが予防できる5種ワクチンの接種をしてあげてください。白血病はガンです。これも予防が大切です。

猫のワクチン冬がおすすめ

 1年に1回の混合ワクチン。室内で飼っているネコちゃんも、お母さんから風邪のウイルスをもらってしまっている可能性が高く(ネコちゃんの7,8割が持っているといわれています。しかも一生涯いなくならない。)、ワクチン接種は必須です。

 でも、春先から秋にかけて、ワンちゃんの予防シーズンがあり、動物病院の待合室はワンちゃんが多くいて、ネコちゃんにはちょっとストレス。そこで、ワンちゃんたちが少なくなる冬場が次ねらい目です。

 冬は、動物病院に来る患者さんの数が少なくなる時期で、待つ時間も少なくて済みます。ワクチンは3週間以上あければ、次のワクチンが接種できます。春や夏に次のワクチンを予定しているネコちゃんは、1月、2月に接種することを考えてみてはいかがでしょう。

 ただし、今年はワクチンが不足しています。ある程度の量は確保できていますが、多頭飼育の場合、春先まで待っていただく場合もございます。

ワクチンのしくみをちょっと詳しく

 ワクチンは、病原体の微生物を弱めたり、殺したりして、製剤にした注射です。当然、体に病原体を入れることになるので、体は軽い病気になったようになります。なぜ、わざわざこんな危険なことをするのでしょう?

 体に入れることで、体にこの病原体を覚えさせます(免疫を作ります)。すると、本物の病原体が入ってきた時にすばやく病原体を検知し、病気が発症する前にやっつけられるようになるのです。もし、体が病原体を覚えていないと、対処するのに時間がかかり、やっつける前に病原体が体の中で増殖をして、病気を発症してしまうのです。

 実は、ワクチン接種をして予防する病気というのは、感染率が高く、発症すると治療が難しい(後遺症が残る)、あるいは死ぬ確率の高い病気です。危険を冒すのは、かなり乱暴に言えば、「死ぬよりマシ」ということです。

 人の例でも、日本では死亡率の高い伝染病が、ワクチンで防げるようになり、近年では伝染病を忘れて暮らしています。一方で、発展途上国の一部では、ワクチンができず、伝染病で毎年何万人もの人が亡くなっています。

 犬、猫、フェレットの伝染病はまだ日本に多く存在します。ワクチン接種を皆さんが協力して行っていただければ、怖い伝染病も少なくなり、伝染病を意識せずに暮らせるようになるかもしれません。

 

 それにしても、なぜ年1回ワクチンを打つ必要があるでしょう?人のワクチンの場合、生涯免疫がつくワクチンが多いですよね。(ただし、最近は人でも生涯免疫は疑わしくなってきました。)

 これは、抗体の維持力によります。ワクチンを打って、免疫があがるというのは、主にウイルスを捕まえる「抗体」が血液中に多く存在するということです。

 この抗体が、ワクチン接種後、早い子で10ヶ月後には防御できないレベルまで下がってしまいます。残っている子は2年でも残っている子がいます。この個体差があるために、抗体が早くなくなってしまう子に合わせて、年1回の接種を行っています。年1回行いたくないという方は、その子の抗体レベルをはかってみるとよいと思います。ただ、調べるのにワクチン接種の何倍かの費用が必要となります。ご希望があれば当院でもお調べすることができます。

 実際には、ワクチンでできた抗体がいくらあっても、体には害はありません。高い抗体価を持っていてもワクチン接種に特に問題はありません。採血や調べる手間などを考えれば、一本注射するだけで済む方が面倒はありません。これが、1年に1回ワクチン接種する理由です。

 

 理屈っぽくなっちゃいましたが、理解できましたでしょうか?わからない場合は、免疫について詳しい獣医師にお尋ねください。

ワクチンの接種時期

 ワクチンは、生まれて間もない時期の複数回の接種を過ぎた後は、1年に1回接種してあげてください。3年に1回でよいという海外の製品もありますが、日本国内で入手できるワクチンは1年に1回の接種が基本になっています。ただし、抗体価(感染を防御できる抗体の量)を測定し、病原体に対して防御できるレベルであれば、接種時期を延ばすことができます。抗体価がワクチン接種後どのくらい維持できるかは、個体差や状況により違うため、その都度測定する必要があります。抗体価のチェックは、ワクチン接種より費用がかかりますが、ワクチン接種をあまりしたくない方には有用です。

 

 混合ワクチンと狂犬病予防注射は、同時接種ができません。同時接種するとお互いが干渉しあい、十分に抗体ができなくなってしまいます。2つのワクチンが近い時期に接種予定の場合、ある程度の間隔をあけて接種します。混合ワクチンが先の場合、30日間あけて、狂犬病予防注射を接種します。狂犬病予防注射が先の場合、2週間あけて混合ワクチンを接種してあげてください。

フィラリア感染予防をしましょう

 フィラリア(犬糸状虫)感染予防の時期です。

 当院では、4月下旬または5月上旬~11月下旬または12月上旬まで、月一回の飲み薬での予防をお勧めしています。いろいろな種類から選んでいただけます。飲むお薬で、フィラリアとノミ・マダニが予防できるお薬もあります。

 (1回注射すると1年間効果が持続する徐放性タイプの注射もありますが、今年は当院ではお取り扱いをいたしません。ご了承ください。)

 

 それぞれ効能や長所短所が違います。どれが合うか、当院獣医師と相談して決めましょう。

 詳しくはご来院の際にお尋ねください。

 毎年予防を始める前には昨年のフィラリア感染がないか、血液検査でチェックをしてからになります。その際少し余分に血液をいただいて、健康診断の血液検査もできます。通常よりかなりお安くなっています。この機会にぜひ健康チェックもしてあげましょう。

ノミ・マダニ予防はしっかりしましょう

 ノミ・マダニは、草のある所なら普通にいる昆虫です。越谷にも非常に多く生息しています。

 近年、マダニ媒介のウイルス感染症で死亡した人のニュースが多く報道されるようになってきました。マダニはたくさんの病原体を人や犬猫に運んできます。これらの病原体でなくなる例は決して珍しくありません。近年話題になっていたのは、日本で未発見のウイルスでの感染症だからです。マダニ媒介の病原体は恐ろしいものが多くあります。今までは西日本で多く発生してきましたが、最近は東日本でも多く報告が寄せられるようになりました。

 ノミは、連れて帰ると、室内で大繁殖します。知らず知らず、大繁殖していて、人も原因不明のかゆみが起きたりします。

 マダニはなかなか駆除が難しい昆虫です。外に出かけるワンちゃんネコちゃんは是非予防をしてください。

 当院では、いろいろなノミ・マダニ予防駆除薬を扱っています。スポットタイプ、飲むタイプやスプレータイプがあります。それぞれに合ったものが選べます。お気軽にご相談ください。ちなみにホームセンターなどで扱っている市販品は、形だけ似せている駆除効果の低いものが多くあります。せっかく予防するなら、動物病院で扱っている予防駆除薬をぜひご利用ください。

waonやnanacoも使える動物病院です

当院では、患者さんの利便性を考えて、各種クレジットカードのほかにWAON、nanaco、iD、楽天Edyの電子マネーが使えるようになっています。ポイントもたまります。(ポイント付与の時期は電子マネーの種類により異なります。詳しくは各電子マネーのサービスセンターにお問い合わせをお願いします。)

ただし、当院ではチャージができません。ご利用の際には事前にチャージしてご来院ください。

災害の備えをペットでも

 災害はいつ起きるかわかりません。起きた場合、人命優先。ペットは後回しになります。ふだんから備えをしっかりしておいて、自分のペットは自分で守りましょう。特に犬猫以外のペットの場合、救援物資には頼れません。ふだん食べている食べ物は、常に1週間分ぐらいの余裕を持っておきましょう。持病でお薬を飲んでいるペットは、そのお薬も余裕を持っておきましょう。また、ケージに慣れていないペットはふだんからそこで寝させたり、遊び場の一つにすることで慣らしておきましょう。

 集団で避難しなければならない場合、伝染病の発生やノミ・ダニ感染が起きる可能性があります。日頃から、定期的な混合ワクチン接種、狂犬病予防接種、ノミ・ダニ予防はしておきましょう。

 災害は、起きるものだと覚悟して、心構えと避難準備は常にしておきましょう。

 

 環境省などから、「ペットと同行避難」と提言されています。ただ、自治体によって対応は違うと思いますが、越谷市の避難所では人と同じ空間に入れる例はほぼないと思います。ペットは建物の外のケージ内に置かれることとなります。越谷市獣医師会で、室内に置いてもらえるよう飼い主様方からの署名も集め、交渉しましたが、現在のところ、要望は聞いてもらえません。同行避難ですが、人とペットがいるところは別になります。家族の一員であるペットも災害時には不安で強いストレスを感じます。一緒に避難が無理であるならば、自宅を災害に強い住宅にしておかなければならないかもしれません。これを読んで危機感を抱いた方は、ぜひ早急に対応をしてください。

野鳥の保護誘拐が増えています。

 春は野鳥の子育てが多い季節です。そんな中多くなるのが「保護誘拐」です。

 巣立ち前のヒナが巣から飛び出して、地面にいることがあります。うまく飛べないのでけがをしていると勘違いして、動物病院に連れてこられることがあります。巣から飛び出しても、親鳥がえさをヒナに運んで子育てをしています。保護のために捕まえてしまうことを「保護誘拐」といいます。

 人工的にヒナを育てることはすごく大変です。当院で保護誘拐で連れてこられて、元に戻せず、人工的に育てたヒナの半数以上が死んでいます。

 ヒナが落ちていたからとすぐ保護せず、遠くから様子を見てください。心配であれば、近くの茂みなど身を隠せる場所に移動させてあげてください。ヒナが呼ぶ声で親鳥は見つけてくれます。

 決して保護誘拐をなさらぬよう、お願いいたします。

 

PAGE TOP