越谷市のほーむず動物病院|犬、猫、ウサギ、ハムスター、小鳥の診察

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2018.05.18

野鳥の保護誘拐が増えています。

 春は野鳥の子育てが多い季節です。そんな中多くなるのが「保護誘拐」です。

 巣立ち前のヒナが巣から飛び出して、地面にいることがあります。うまく飛べないのでけがをしていると勘違いして、動物病院に連れてこられることがあります。巣から飛び出しても、親鳥がえさをヒナに運んで子育てをしています。保護のために捕まえてしまうことを「保護誘拐」といいます。

 人工的にヒナを育てることはすごく大変です。当院で保護誘拐で連れてこられて、元に戻せず、人工的に育てたヒナの半数以上が死んでいます。

 ヒナが落ちていたからとすぐ保護せず、遠くから様子を見てください。心配であれば、近くの茂みなど身を隠せる場所に移動させてあげてください。ヒナが呼ぶ声で親鳥は見つけてくれます。

 決して保護誘拐をなさらぬよう、お願いいたします。

 

2015.04.11

当院の犬猫の避妊手術・去勢手術について

 当院の手術は、女の子であれば子宮と卵巣、男の子であれば精巣を摘出します。若いうちに手術をすれば、年を取ってきたときにするより、手術のリスクが低く抑えられます。

 手術は完全予約制になります。午前10時30分ぐらいまでにご来院いただき、お昼間の時間帯に手術を行い、午後の診察時間帯に退院となります。全力で安全な手術を行うために、基本的には1日1、2件の手術しかお受けしておりません。そのため、予約が入りにくいことがあります。予定が決まりましたら、お早めにご予約下さい。

 手術を受けていただく際に、ワンちゃん、ネコちゃんでは、混合ワクチン接種とノミ・マダニ予防を行っていることが条件になっています。済んでいない場合、ワクチン接種は手術日から2週間以上前に受けてください。また、ノミ・マダニ予防は当院指定の薬剤を数日前までに投薬してください。

 手術直前に手術が安全に行えるかどうか、血液検査を行います。症状がなくても、肝臓や腎臓が悪かったり、血が止まらないなどの異常があることがあります。血液検査の異常の状況によっては、手術を中止することがあります。ただし、5歳未満の子に関しては、血液検査を受けなくても手術を行うことはできます。5歳以上の子は血液検査は必須です。獣医師が必要と認めた場合、レントゲン検査や超音波検査などほかの検査を行うこともあります。

 手術その他の費用に関しては、当院スタッフまで問い合わせください。なお、野良猫・野良犬であっても、飼い猫・飼い犬と同じレーザーを使用した方法で手術を行うため、料金は通常料金となります。

2012.02.01

健康診断について

 ワンちゃん、ネコちゃんは定期的な血液検査、レントゲン検査などでの健康チェックをおすすめします。病気はひそかに進行することが多いもの。早期発見が主な目的です。それとともに重要なことは、その子の正常値を知っておくこと。動物は個体差が大きく、正常範囲が非常に広くなっています。でも、実は正常範囲にあっても、その子にとっては異常値ということが多くあります。普段から正常値を知っておくことで、症状が軽いうちに異常の発見ができます。

 ワンちゃん、ネコちゃん以外の動物に関しては、検査自体が難しいことも多く、定期的な検査がなかなかできないことが多いです。かかりつけの動物病院に定期的に連れて行き、普段の状態を知っていてもらうことが、異常を見つけてもらう早道かもしれません。

2012.06.20

ペットを快適に暮らさせるということ

 大部分の方は、ペットは自分の癒しのために飼っていると思います。そんな癒しをくれるペットたちにもやはり快適に暮らして欲しいと思うのは人の情ではないでしょうか。では、どのようにしたら快適に思ってくれるのでしょう?

 まず、一番大切なのは、そのペットたちの本能や性質を知っておくことです。たとえば、ワンちゃんの場合、人が大好きで、家族を「群れ」として認識します。その中で自分の役割(仕事)を与えられることが大変な喜びになります。一方、ネコちゃんの場合は「群れ」ではなく、「個」で生きています。一緒の場所で暮らしていても、共同作業をすることはそうはありません。このような性質の違いで、ワンちゃんは相手にされず放っておかれると、大変なストレスになります。反対に人がいやだと思うような仕事(訓練やしつけで行う命令など)でも、与えられると生き生きとします。一方、ネコちゃんの場合は、人や他の子と適当な距離を置かないと逆にストレスになります。

 また、ウサギやエキゾチックといわれているペットのお食事内容や飼い方で間違っている場合が、多く見受けられます。与えられたお食事や環境を受け入れざるを得ないペットは、本来の性質を曲げて暮らさなければなりません。これも大きなストレスになります。

 ペットを快適に暮らさせるということは、ペットが本来持つ性質を理解し、それに合った環境を可能な限り準備してあげることです。give&takeでお互い快適に暮らしましょう。

2015.04.11

犬猫の避妊・去勢手術はぜひしてあげましょう

 犬猫の避妊・去勢手術は、昔はいらない子供を作らせないためでした。今も自由に外に行く猫はこの目的で行うこともあります。しかしながら、現在ではその目的は病気予防です。避妊去勢手術をせずに年齢を重ねていくと、手術を行ってさえいれば絶対にならない怖い病気になって死亡するということがよくあります。

 女の子の場合は、子宮蓄膿症です。子宮蓄膿症はその名のとおり、子宮に膿(うみ)がたまる病気です。体の中に多量の膿がたまり、その膿から毒素が発生し、体中の臓器を急速に壊していきます。最終的にはDICという状態になり、死亡します。治療の基本は手術で膿のたまった子宮と卵巣を摘出するのですが、手術がうまくいっても、体の中の状態が回復せず、手術後1日から5日たって、死亡することもあります。

 男の子の場合、一番怖いのは、精巣の腫瘍(しゅよう)でしょう。特に怖いのは、精巣のガンにより、骨髄(こつずい)が壊されてしまうことです。この状況は、腫瘍を摘出しても、元には戻らず、骨髄で作られるはずの赤血球、白血球や血小板が作られなくなり、生きていけなくなります。こうなると治療方法はありません。死を待つだけになります。

 これ以外にも怖い病気はいくつもあります。避妊・去勢手術をするということは、生殖器系の怖い病気を確実に予防できることになります。

 避妊・去勢手術をしない飼い主の理由はいろいろあります。獣医師としてはその考え方を否定することはできませんが、避妊・去勢手術さえしていれば死ななくてすんだ命を目の前にすると、やるせなさが募ります。特に最近はワンちゃんネコちゃんの寿命が延びています。年齢が高くなるにしたがって、これらの病気になっている子が増えてきます。ぜひ、若いうちに避妊去勢手術をしてあげてください。