越谷市のほーむず動物病院|犬、猫、ウサギ、ハムスター、小鳥の診察

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2017.01.08

猫のワクチン冬がおすすめ

 1年に1回の混合ワクチン。室内で飼っているネコちゃんも、お母さんから風邪のウイルスをもらってしまっている可能性が高く(ネコちゃんの7,8割が持っているといわれています。しかも一生涯いなくならない。)、ワクチン接種は必須です。

 でも、春先から秋にかけて、ワンちゃんの予防シーズンがあり、動物病院の待合室はワンちゃんが多くいて、ネコちゃんにはちょっとストレス。そこで、ワンちゃんたちが少なくなる冬場が次ねらい目です。

 冬は、動物病院に来る患者さんの数が少なくなる時期で、待つ時間も少なくて済みます。ワクチンは3週間以上あければ、次のワクチンが接種できます。春や夏に次のワクチンを予定しているネコちゃんは、1月、2月に接種することを考えてみてはいかがでしょう。

 ただし、今年はワクチンが不足しています。ある程度の量は確保できていますが、多頭飼育の場合、春先まで待っていただく場合もございます。

2018.04.29

ワクチン接種について

 犬、猫、フェレットの混合ワクチンや狂犬病予防注射は、当院は予約なく接種することができます。体調がよいときにご来院ください。できるだけ病院が午後も診察している日の午前中に接種しましょう。

 

 ワクチン接種は他の注射に比べて、アレルギーが非常に起きやすい注射です。接種した直後に起こるアナフィラキシーショックや、接種後少し時間をおいて出るアレルギーもあります。アレルギーが起こった場合、速やかにアレルギーをおさえる注射を打つ必要があります。その時に病院が閉まっていると対処が遅れてしまい、命に関わる可能性があります。アレルギーを起こす確率は、それほど高くはありませんが、接種してみないと、どの子にアレルギーが出るかはわかりません。今まで大丈夫でもある日突然アレルギーが出ることもあります。そのため、午前中の接種をお勧めしています。

 ワクチン接種では、アレルギーではなく、発熱は必ず起こります。少しけだるそうにすることがありますが、食欲などがあれば問題ありません。接種当日はできるだけ安静にさせてください。シャンプーは接種後1週間ぐらい控えていただくと、安心です。

 ワクチン接種後、体調に変化が出た場合はすぐにご連絡ください。

 

なお、混合ワクチン料金は、

 犬5種と6種:6,500円、犬8種:7,500円、猫3種:4,000円、猫4種と5種:6,000円、(フェレット用犬2種:4,000円)。

 上記料金に診察料と消費税が加算されます。

2018.04.27

犬の混合ワクチンの種類の選び方

 当院の犬の混合ワクチンは、5種、6種、8種があります。〇種というのは、予防できる病気の種類です。

 いずれも共通して入っているものは、ジステンパーウイルス、パルボウイルス、アデノウイルス、パラインフルエンザウイルスです。

 6種には、上記にコロナウイルスが入り、さらに8種には6種にレプトスピラ菌2種が加わったものになります。

 

 さて、ではどうやって種類を選べばよいでしょうか。

 ワクチンは感染予防のために接種します。ワンちゃんを連れていく場所を想像して選択するとよいと思います。

 お散歩によく連れて行く、遠出の時にワンちゃんも連れていくのであれば、8種をお勧めします。8種に入っているレプトスピラ菌はネズミが感染源ですが、ネズミとの直接的な接触ではなく、ネズミの尿に汚染されたもの(道端、水たまりなど)で感染します。人にも感染する、人と動物の共通感染症です。ネズミは都市部ではかなりの数が生息しているので、予防は大切です。

 あまり散歩にいかないのであれば、5,6種でよいかもしれません。5種と6種の違いは、コロナウイルスが入っているかいないかです。コロナウイルスは腸に悪さをするウイルスです。おなかの弱い子は6種を選択するとよいでしょう。

 ワクチンの選択に悩んだら、獣医師にご相談ください。

2018.04.27

猫の混合ワクチンの種類

 当院の猫のワクチンは、3種と5種があります。

 3種で予防できる病原体は、ヘルペスウイルス、カリシウイルス、汎白血球減少症ウイルスがあります。

 5種で予防できるものは、3種のウイルスの他にクラミジア、白血病ウイルスが加わったものです。

 

 最近猫は家の中のみで飼育することが当たり前になっています。外で感染する可能性がなければ、ワクチン接種する必要はなさそうですが、なぜワクチン接種するのでしょうか。

 答えは、すでにウイルスが体内にいることが多いからです。猫カゼの病原体、ヘルペスウイルスやカリシウイルスは、小さいときにお母さんやペットショップで感染している可能性が高いのです。実際、猫の7,8割が感染しているといわれています。カゼのウイルスは細胞内にじっとしていて、ひそかに増殖をします。細胞内では通常の免疫(白血球が食べる、抗体で捕まえるなど)は働かないため、自由です。唯一やっつけることができるチャンスは、増殖したウイルスが細胞を壊して外に出て、次の細胞に入る前です。この時にワクチン接種で抗体が多くできていれば、ウイルスを逃すことなく、捕まえることができます。

 猫カゼは発症してしまうと、治癒することなく一生症状が続きます。たかがカゼのウイルスですが、症状を緩和できても、完全治癒ができません。予防が唯一の治療法になります。ワクチンは大事ですね。

 外に行く子には白血病ウイルスが予防できる5種ワクチンの接種をしてあげてください。白血病はガンです。これも予防が大切です。

2014.07.07

ワクチンのしくみをちょっと詳しく

 ワクチンは、病原体の微生物を弱めたり、殺したりして、製剤にした注射です。当然、体に病原体を入れることになるので、体は軽い病気になったようになります。なぜ、わざわざこんな危険なことをするのでしょう?

 体に入れることで、体にこの病原体を覚えさせます(免疫を作ります)。すると、本物の病原体が入ってきた時にすばやく病原体を検知し、病気が発症する前にやっつけられるようになるのです。もし、体が病原体を覚えていないと、対処するのに時間がかかり、やっつける前に病原体が体の中で増殖をして、病気を発症してしまうのです。

 実は、ワクチン接種をして予防する病気というのは、感染率が高く、発症すると治療が難しい(後遺症が残る)、あるいは死ぬ確率の高い病気です。危険を冒すのは、かなり乱暴に言えば、「死ぬよりマシ」ということです。

 人の例でも、日本では死亡率の高い伝染病が、ワクチンで防げるようになり、近年では伝染病を忘れて暮らしています。一方で、発展途上国の一部では、ワクチンができず、伝染病で毎年何万人もの人が亡くなっています。

 犬、猫、フェレットの伝染病はまだ日本に多く存在します。ワクチン接種を皆さんが協力して行っていただければ、怖い伝染病も少なくなり、伝染病を意識せずに暮らせるようになるかもしれません。

 

 それにしても、なぜ年1回ワクチンを打つ必要があるでしょう?人のワクチンの場合、生涯免疫がつくワクチンが多いですよね。(ただし、最近は人でも生涯免疫は疑わしくなってきました。)

 これは、抗体の維持力によります。ワクチンを打って、免疫があがるというのは、主にウイルスを捕まえる「抗体」が血液中に多く存在するということです。

 この抗体が、ワクチン接種後、早い子で10ヶ月後には防御できないレベルまで下がってしまいます。残っている子は2年でも残っている子がいます。この個体差があるために、抗体が早くなくなってしまう子に合わせて、年1回の接種を行っています。年1回行いたくないという方は、その子の抗体レベルをはかってみるとよいと思います。ただ、調べるのにワクチン接種の何倍かの費用が必要となります。ご希望があれば当院でもお調べすることができます。

 実際には、ワクチンでできた抗体がいくらあっても、体には害はありません。高い抗体価を持っていてもワクチン接種に特に問題はありません。採血や調べる手間などを考えれば、一本注射するだけで済む方が面倒はありません。これが、1年に1回ワクチン接種する理由です。

 

 理屈っぽくなっちゃいましたが、理解できましたでしょうか?わからない場合は、免疫について詳しい獣医師にお尋ねください。